単なるエッセイ:FL Studio 4 事始め




先日、レコーディングエンジニアであり、かつ僕の友人であるT君に買ったばかりの作曲ソフト「FL Studio 4」の自慢をしておりました。

ダグ「やっぱこれからは FL Studio ですよ師匠! 面白いよコレ! ほら、特にこの機能!」

T君「あ。これならソナーにも付いてるよ」

ダグ「……あ、そうっすか(^^;)」

なんて感じで話を進めておりました。


T君「……ところでさダグ、君の持ってるソフトってみんな英語版だよね。
   たしか『秀丸エディター』も英語版使ってなかった? (^^;)あれ、なんか意味あんの?」

ダグ「いや、単に好きなんすよ(^^#)あ、でも FL Studio に限って言えば、
   英語版をダウンロードして、クレジットカード決済で買ったほうがお得だと思いますよ」

T君「……なんで? ヨドバシカメラとかで普通に買ったほうが楽でしょう?」

ダグ「はい、たしかにその方が日本語マニュアルもついてるし手軽だと思うんですけど、
   ダウンロード版はその場で『生涯無料アップデート保証』をつけてくれるんですよ」

T君「なにそれ??(^^;)生命保険みたいだね」


師匠も気になったご様子なので、ちょっと説明します。


生涯無料アップデート



FL Studio のユニークな点の一つに、「生涯無料アップデート保証(Lifetime Free update)」があります。
FL Studio にはいくつかのエディションがありますが、自分の買ったエディションに関してなら永遠に無料でアップデートしてくれるというものなんです。上位のエディションにアップグレードするときは費用がかかりますが、そのまま使いつづける分にはぜんぜんお金はかからないというわけです。

まずは、アップデートとアップグレードの違いを説明しましょう。下の表を見てください。

アップデート(無料)
  • FL Studio 全エディションに影響する変更(不具合の修正、新しいOSへの対応など)をすること
  • ある特定のエディションの機能強化をすること
アップグレード(有料)
  • 今使っているエディションから、他のエディションに買い換えること。
    (たとえば Fruityloops Edition から Producer Edition に移行すること)

皆さんわかってますよね(^^;) まあ、あの、念のためということで。

 


ダウンロード版とボックス版の違い

 

FL Studio は、クレジットカードを持っている人なら本家のサイトからダウンロードして、即座にお金を払い、ほとんどその日のうちに使い始めることができます。でも当然ながら、それは英語版(か外国語版)になります。僕が買ったのは、このダウンロード販売の英語版です。

しかし、本家のサイトにはこう書いてあります。

「ボックス販売で買ってくれた人には悪いんだけど、生涯無料アップデートには29ドル追加でかかります」

実は外国語版にもボックスで販売しているものがあるようなのです。ということは、日本語版にはボックス販売しかありませんから、ダウンロード販売ではない方法で買った人は、いずれにしても生涯無料アップデートはつかないんじゃないかと僕は思ったのです。

もちろん生涯無料アップデート機能を後から29ドルで付けることはできますが、それって英語版(日本語マニュアルはつかない)なんじゃないかなぁ。

 

T君「それ、本当? 日本の代理店ではやってくれないの?」

ダグ「わかりません。(^^;) 無責任でごめんよ。でも僕は『それほど難しい英語で書いてあるわけじゃないんだから、ダウンロードで買え! 英語版でマニュアルを読め! その日のうちにガンガン使いまくれベイビー!!』という立場で見ているんですよ(←短気)。大体日本語版のコストって、翻訳や日本語での電話サポートなんかの費用も含みますから、完全に無料って無理なんじゃないかと思うんですよね」

T君「そういえばキミ、3DCGのソフトも英語版で買って送料がめちゃくちゃかかって、苦労して英語版のマニュアルを読み終えた頃に日本語版が出て、しかもそっちの方が安くて泣いてたじゃないか(^^;) ちょっと落ち着きなさいよ」

ダグ「いやいやいや、(^^#) FL Studio はそんなことはないんですよ。送料はかからないし、全部ダウンロードですみます。英語版のマニュアル(というかヘルプ)も結構薄いし、それでいてわかりやすいし、高校〜大学くらいの英語でぜんぜん大丈夫ですよ。あと安いです」

T君「うーん、たしかに音楽ソフトってメニューは英語だったりするからね。専門用語もほとんどカタカナだし」

 


クレジットカードのヒミツ

 

T君「でもさ、なんで外国語版でもボックス販売の人は有料なの? ダウンロードに何かヒミツがあるのかい?」

ダグ「よくぞ訊いてくれました。じつはね。ダウンロードで買うときには、クレジットカードに書いてある本名とかを入力するでしょう?」

T君「そうだね。あと住所とか」

ダグ「FL Studio を買うと、ユーザ登録の後でヒミツのIDとパスワードを送ってくれるんですが、こいつにはその『本名』が含まれているんですよ!」

あなたのユーザID PIANOS DAUGE12345
ヒミツのパスワード 67890-12345

↑こんな感じのものがメールで送られてきます。
緑のところが、クレジットカードに書いてある本名ね。

 

T君「なるほど〜! 本名が入っていれば、それを不正にばら撒くヤツはいないだろうね」

ダグ「みんな必死で管理するでしょう? さらにそれがないとセーブはできないし、ユーザフォーラムにも入れないし、
   無料で1.2ギガのサウンドがもらえるオマケページにも入れません。すごくクールな販売方式だと思うんですよね。

   ACID も正規ユーザには毎月目もくらむほどの量の無料ループを配ってるんだけど、こんな風に安くてお得で
   VIP待遇みたいなサーヴィスって、正直 ハ マ る わぁ〜!! 貧乏な出のアタシにはこたえられないわ!」

 


安く済みます

 

ダグ「さらにダウンロード販売だともうひとつ、面白いことができるんですよ」

T君「なんだか、通販の司会者みたいになってきたね、キミ(^^;) なに、高級ワニ皮バッグとか付くの?」

ダグ「違いますよ(^^;) あのですね、VSTi プラグインをバラバラに好きなのを買えるんですよ」

FL Studio の最上位エディションは『XXL』といい、これは Producer Edition にありったけ VSTi をバンドルしたものです。しかし、その中の一個だけほしい場合なんかは、ちょっとお値段がかかってしまいます。

んが。

本家のサイトではそれぞれ単独で買うことができるんですよ。

 

T君「……ほう、それは良いかもね」

ダグ「でしょ? 確かにまとめて買ったほうがお得なんですけど、僕シトラス(Sytrus)以外は要らないんで助かりましたよ。後から欲しくなったら買えばいいんだしね」

 


まとめ

 

調べてないけど、日本語版には日本語での電話サポートなどがあるはずです。それから、なんといってもマニュアルをすぐに読むことができます。アップデートもやってくれるかもしれないです。不明ですが。

お断りしておきますが、営業妨害するつもりは全然ないですよ(^^;) 僕は FL Studio を愛する人が増えてくれれば、マジで嬉しいです。ほんと。

 

 

皆さんも興味がおありだったらぜひ調べてみてくださいね。


 

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