FL Studio でマルチティンバー音源を使う & KOMPAKT と Sound Font の意外な使い方


いつもの独り言

FL Studio がバージョンが5になってから、細かいところが非常に便利になっていることに時々気づきます。相当なチューニングがされたのでしょう、前にもまして快適です。最近では ACID よりも頻繁に使っているかもしれません。

さて。

先日こちらのサイト経由で、
 THE WATERMELON BOOTLOG(http://blog.livedoor.jp/wmblog/)

こちらのサイトにお邪魔したのですが、
 Let's FL Studio!(http://flstudio.typepad.jp/blog/)

 

なんと!

FL Studio でマルチ音源を使う技が紹介されてるではありませんか!!

うおぉ! すげぇ! これ知りたかったんだよ!

と、僕と同じような感動を覚えた皆さんはぜひご覧ください! すごいよ!

作者の皆様とはもちろん面識はありませんが、いつも大変参考にさせていただいております。ありがとうございます m(__ )m

これからも頑張ってくださいね――!!!

 

というわけで、「KOMPAKT に たくさん SoundFont を読み込ませて、マルチティンバー音源として使う」という実験を行います。

 


SoundFont をたくさん読み込んだ KOMPAKT をマルチティンバー音源として使う

 

1) まず OPTIONS の MIDI セッティングで……。

  

  使っていなさそうなポートを全部オフ([---]の形)にし、使っているであろうポートに、適当なナンバーを設定します。

  

  僕は UM-1 という MIDI ケーブルで電子ピアノをつないでいるので、その UM-1 に
  ポート「1」というナンバーを設定しています。

  このポートナンバーを、マルチティンバーにする音源と一致させるのが最初のポイントです。

  

2) KOMPAKT を起動、1)でセットしたポートナンバーを下図の場所に入力する

   ここっすね。

 

3) KOMPAKT の各スロットに、SoundFont のインストゥルメントをロードして、鳴らせるようにします。

  

  5つほど読ませました。当たり前ですが SoundFont でなくてもよいです。

 

4)ジェネレータ「MIDI OUT」を使う

  そして、新規でジェネレータ「MIDI Out」を作ってください!

  図のように、ポートナンバーとチャンネルナンバーをきっちり設定すれば、SoundFont マルチティンバー音源の出来上がり!

  

  ここでは KOMPAKT に5種類のサウンドフォントを読ませています。
  それぞれを独立して鳴らしたいので、

  PORT=1(統一)、MIDI チャンネル=1〜5 という風に個別に設定してあげればバラバラに鳴らせるわけですね。
  ジェネレータ MIDI Out は5つ必要です。

 

5)パラアウトを設定しよう!

  このままだと KOMPAKT の音はまとめて一箇所のミキサートラックに行ってしまうので(^^;)
  パラアウトの設定をしましょう。下図のように、KOMPAKT ウインドウの左上のフォルダマークの
  横にある▼をクリック。

   パラを可に。

  そして、各インストゥルメントの出力先を変更してやればOKです。
  KOMPAKT に割り当てたミキサー出力を基点として、そこから+8までをパラで使用できます。

  例えば KOMPAKT の主力がミキサートラック8だったら、8〜15までを使用できます。
  この概念は「FPC」のミキサーと一緒です。

  

 

6)サステインペダルを使いたい!

  ジェネレータ「MIDI OUT」 にサステインペダルのコントローラを割り当てて快適に使いましょう、ピアノ弾き諸君!
 

  ジェネレータ「MIDI OUT」 には名前のないノブがいっぱいありますが、
  これはコントロールチェンジを割り当てるためのラッパーです。右クリックします。

  下図のように“Link to controller”を選らんで、あの死ぬほど便利な“学習機能”を呼び出しましょう。

  

8)サステインペダルを踏め!

  このウインドウは、なにか MIDI アクションを発生させると自分でその信号を「学習」し、
  サッと消えます。いわゆる MIDI Learn 機能ですね。ここでは、サステインペダルを踏みます。

   何かすると消える忍者のようなウインドウ。

  もちろん手動でも設定できますよ(^^;) 

  この作業はFL Studio のあちこちで使えますが、VST 相手には上手くいかないことが多いのです。

  ペダルをガコッと踏んで、このウインドウが消えたら次に進みます。

閑話休題:FL Studio の MIDI 学習機能

このページで“FL Studio 専用のジェネレータでなければスライダ(ポルタメント機能)は使えない”と書きましたが、同様に外部 VSTi では必殺の「右クリック→MIDI 学習」が使えないことがほとんどです。それはもちろん、右クリックが効かないからです(^^;)

FL Studio のマニュアルやチュートリアルには、こんな様なことが書いてあります。

“FL はサステインペダルをデフォルトでサステインとして設定しないよ。
 だって、鍵盤弾きだけでなく、いろんな人にこのソフトを使って欲しい
 からね。例えばギター弾きは、サステインペダルをワウに割り当てたい
 と思うかもしれないでしょ? あとフィルターとか?
 MIDI 学習機能を使えば一瞬で設定できるんだから試してみてね。
 もちろん、他のコントローラをサステインに割り当てることだって出来
 るんだから”


 
確かにそうなんですが(^^;)その解決策に MIDI Out ジェネレータをラッパとしてかませるとは気が付きませんでした。でも MIDI Out を使うと分かればもうこっちのもんです。

使っていない鍵盤のキーダウンにエクスプレッションやアフタータッチなどを割り当てれば、懐かしの Ensoniq のパッチセレクトボタンや、イーストウエスト・クオンタムリープ シリーズのようなキースイッチ効果を狙えるでしょう。

そうそう、sfz にも MIDI Out をかましてあげれば、サステインペダルが使えるようになります。

9)もう一度同じノブの上で右クリック、「Configure...」を選択します。

  

  

10)ここで、Controller ナンバーに 64 と入力します。
   これはサステインペダルの MIDI コントロールナンバーね。

  これで、サステインペダルが使えるようになります。名前や略称も入力してあげましょう。

  

 


 

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